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アルプスアルパイン社の検出スイッチのこだわり、両面しゅう動接点

ALPSALPINEアルプスアルパインのロゴマーク画像

アルプスアルパイン社の検出スイッチは両面しゅう動(摺動)接点の接点構造にこだわっています。

今回はしゅう動接点も含めたアルプスアルパイン社の検出スイッチの防塵防水の取り組みをご紹介します。

しゅう動接点とは

スイッチの電気接点の構造には用途や電力量などにより色々なものがあります。

アルプスアルパイン社の検出スイッチは全てしゅう動接点を採用しています。

これは可動接点が固定接点を擦りつけながら接触していく構造で、接触と同時に接点間の微少な異物や被膜を除去しながら接触し(セルフクリーニング効果)、微少電流用として高い信頼性があります。

更に固定接点の両面を可動接点がはさみこむ構造のものを両面しゅう動接点といい、より高い信頼性があります。

しゅう動接点以外にもバット式接点のように接点どうしがぶつかって接触する接点構造がありますが、これは主に電源スイッチなど中高圧電流用で被膜を電気で破れる場合に採用しています。

両面しゅう動接点の信頼性

  • 塵埃/異物やガスに対する優位性
  • 衝撃に対する安定性

アルプスアルパイン社両面しゅう動接点の例

ALPSALPINE社の両面しゅう動接点の例についての解説動画です

両面しゅう動接点についての衝撃試験での比較

ALPSALPINE社の両面しゅう動接点についての衝撃試験での比較

アルプスアルパイン社の防塵防水検出スイッチ

もちろん両面しゅう動接点の前に異物が侵入しないように対策を打つのが先なのは言うまでもありません。

アルプスアルパイン社では各種防塵防水構造の検出スイッチも取り揃えています。

操作する可動部をゴム部品でカバーするなどの各種対策により防塵防水構造を実現しています。

アルプスアルパインの防塵防水検出スイッチ

IP67準拠の検出スイッチ(ただし端子部を除く)

IP67準拠の検出スイッチ(ただし端子部を除く)

SPVQ1シリーズ

SPVQ1シリーズ
タイプ 防水タイプ
ロングストロークタイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 Push: 2N max.
Actuator: 5.9N max.
動作寿命(無負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

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SPVQ3シリーズ

SPVQ3シリーズ
タイプ 防水タイプ
ロングストロークタイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力

Push: 1±0.5N

動作寿命(無負荷)

300,000 cycles

防水・防塵  IP67

 

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SPVQ6シリーズ

SPVQ6シリーズ
タイプ 防水タイプ
小型タイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 Push: 1±0.5N
Actuator: 3N max.
動作寿命(無負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

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SPVQ7シリーズ

SPVQ7シリーズ
タイプ 防水タイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 1±0.5N
動作寿命(無負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

SPVQ7を購入する

SPVQ8シリーズ

SPVQ8シリーズ
タイプ 防水タイプ
超小型タイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 1±0.5N
動作寿命(高負荷) Standard: 300,000 cycles
Long life: 1,000,000 cycles
防水・防塵 IP67

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SPVQ9シリーズ

SPVQ9シリーズ
タイプ 防水タイプ
2回路急速切換タイプ
最大定格 50mA 26V DC
作動力 1±0.5N
動作寿命(高負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

SPVQ9を購入する

SPVQAシリーズ

SPVQAシリーズ
タイプ 防水タイプ
(フォーク端子)
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 1±0.5N
動作寿命(高負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

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SPVQCシリーズ

SPVQCシリーズ
タイプ 防水タイプ
2回路急速切換タイプ(表面実装)
最大定格 50A 18V DC
作動力 1±0.5N
動作寿命(高負荷) 300,000 cycles
防水・防塵 IP67

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SSCNシリーズ

SSCNシリーズ
タイプ 防水タイプ
2方向出力タイプ
最大定格 0.1A 12V DC
作動力 2N max.
動作寿命(高負荷) 100,000 cycles
防水・防塵 IP67

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